浄化槽設置までの流れの説明
浄化槽設置工事の着手から完了までの作業工程のご紹介です。
地域により浄化槽設置には補助金制度がご利用いただける場合があります。
浄化槽設置工事をはじめる前に設置予定場所で施工業者看板・工事看板・技士の写真を撮ります。
設置する浄化槽本体の写真を商品番号がわかるように撮ります。
掘削作業が終わり掘方が出来上がった状態です。
この時点で少量の地下水(湧き水)が確認されます。
これ以上湧き水が多くなればポンプで排水しながらの施工となります。
基礎地盤が安定するように砕石を入れます。
その設計厚みがあるか確認しながらの施工になります。
砕石が入った状態です。
砕石の間が詰まるように目つぶし砕石(クラッシャーラン)を入れ、
固く締まるように転圧をかけます。
コンクリートの弱点を補うため、鉄筋を入れます。
その鉄筋の寸法や間隔を確認します。
生コンクリート打設時、設計どおりの厚みがあるかを確認しながらの施工になります。
生コンクリート打設が終わった状態です。
浄化槽を伏せた状態です。
商品番号がわかるように撮影します。
浄化槽が水平に設置出来ているかを確認します。
浄化槽は水平に設置した状態で機能するよう設計されています。
傾いた状態では浄化機能の低下や故障の原因となります。
浄化槽内に水をいっぱいに溜めた状態です。
水張りは埋戻し時にズレ動いたり浮き上がるのを防止する役割があります。
また、浄化槽の使用前に水を入れておかないと、正しく機能しなかったり故障の原因になります。
浄化槽のまわりの埋戻し土を締め固めるのにランマなどの締固機を使用すると、浄化槽を破損させる恐れがあります。
水を流し込みながら棒などで突く事によって土中の空気を出し、浄化槽と土砂との隙間や石と土砂の隙間を細部まで埋めることができます。
※このときに浄化槽内の水張りが不十分であれば浮力により浄化槽が船のように浮き上がってしまいます。
スラブコンクリートの型枠を形成します。
基礎コンクリート同様にコンクリートの強度を上げるために鉄筋を入れ、寸法を確認します。
生コンクリートの設計厚を確認しながら施工します。
出来上がりです。